仕事内容
番組を作る上で、最も大切な作業。
取材対象は、あらゆる専門家、著名人、小さなお子さんから100歳を超える方、アラスカから南極、いえいえ地底から宇宙まで、多種多彩です。番組制作は、多くの方々の協力があって成り立ちます。
取材先の方との信頼関係を築くことが番組作りの第一歩。
その前に、誰に取材すべきかなど、地道な下調べも重要です。
それぞれのデスクには、仕事でなければ決して読むことがないような超難解な専門書が積み上げられていることも。未知なる世界に触れることが出来るのも、この仕事の醍醐味です。
会議の種類はいろいろ。番組を立ち上げるための企画会議。
各々が掴んだ情報を持ち寄る構成会議。タイトルや音楽を決める会議もあります。試行錯誤、取捨選択の末に、番組の方向性が固まってゆきます。
番組のコンセプトやイメージをスタッフ皆で共有し制作が進行します。途中での方向転換もあり。取材を進め、驚くような事実と出会い認識を改める必要が出てきた時こそ、面白い番組が出来上がります。
ノマドでは雑談も大切だと考えています。たわいのない会話から様々な企画が誕生しました。
何をどういう順番で組み立てるかは、伝えたいことが伝わるかどうかが左右される重要なポイントです。
取材を進める中で感じた驚きや感動を視聴者にも味わってもらうには、どのような要素をどのように組み立てるのがいいか。
必要な映像や証言は何か?予算や放送日、取材先の都合など、多くの条件をクリアしながら、番組の設計図ともいえる台本作りは行われます。
構成台本が出来ると、いよいよロケが始まります。
ドキュメンタリーは撮り直しが出来ません。
また、時間やカメラ位置など撮影条件も年々厳しくなっています。
最近はディレクター自らがカメラを回すことも増えてきました。
現場の全ての人の状況を把握し、気持ちをおもんばかることが求められます。
綿密に計画を立てていても、予想外のことが次々起こるのが現場。
いつの間にか、臨機応変に乗り越える逞しさが身につきます。
スタジオ収録では、副調整室に座るチーフディレクターの他、フロアディレクターやアシスタントディレクターなど、演出サイドの人間がチームで動きます。
技術スタッフ、出演者、マネージャー、ヘアメイクなど数十人が参加するため、時間厳守や情報の共有が大切になります。
番組は生きもの。出演者の気持ちを盛り上げ、“この番組に参加して良かった”と感じてもらえたら、いい番組に一歩近づいた証。お弁当や、収録台本の装丁なども演出のうち。制作陣の思いは演者にも伝わります。
オフライン編集はディレクター自身による自編が多くなってきました。通常MacbookPro 等Appleコンピューターで行います。
放送時間の10倍、ドキュメンタリー番組だと100倍もの尺の映像素材を、番組尺に編集します。
局や社内プロデューサーが立ち合い数回の試写が行われ試行錯誤を繰り返します。放送作家がナレーションを書くこともありますが、ノマドが制作する番組は、ディレクターがナレーションを書くことがほとんどです。
オフラインを経て完尺になると、編集スタジオでエフェクトをかけたりテロップを入れて仕上げます。その後、音楽や効果音をつけたり、ナレーションを録るMA作業を行います。
採用情報
“伝えたい!”と思えることとの出会い
“伝えたいこと”が伝わった時の充足感
それは、人生を賭けてもいい素敵なこと。
世の中は知らないことで溢れています。
仕事を通して様々な真実と出会う!
そんな毎日です。
一緒に働きたいのはこんな あなた
- ・伝えたいことを発見する
好奇心がある - ・困難をチャンスに変える
柔軟性がある - ・他者をおもんばかる
想像力がある
- 給与
- 月給23万円以上(経験実力により優遇)
- 職種
- テレビ番組のリサーチ・制作・企画・演出・プロデュース
- 時間
- 10:00~19:00
- 資格
- 経験不問
- 年齢
- 20歳~29歳
- 待遇
- 交通費全額支給 賞与 社会保険完備